• グロリオーサ

    共通する情緒。
    独特に燃えるようなその様は、
    生まれの南国を匂わせる。
    このエキゾチックな感覚は、
    和の世界にも受け入れられる。

  • 紅花

    紅のひみつ。
    健康や魔除けを意味する『紅』は
    古くから女性たちに重宝されていた。
    この鮮やかな『紅』をつくるには
    紅花を木陰で発酵させるようだ。
    発酵との上手な付き合いを
    また、思い知らされた。

  • 都忘れ

    想いが宿る。
    流島された、
    かつての権力者が愛した花。
    可憐なその様と、この物語が
    都忘れをいっそう愛させる。
    数百年の時を経ても、
    様々なカタチで想いは残るのだろう。

  • 芍薬(しゃくやく)

    美と癒し。
    心身共に疲れた現代人に
    無くてはならないキーワード。
    それは、美と癒しであるとも言える。
    芍薬は、その華やかな様から牡丹と並び、
    美しさの引き合いに出されることも、しばしば。
    聞くところによれば、
    薬としても重宝されるようだ。
    古くからそうであったように、
    芍薬は今も尚、
    現代人を癒し続ける。

  • 躑躅(つつじ)

    大輪咲きのシルエット。
    そのカゲ、カタチだけでも
    おおきく、おおきく、
    咲いているのがわかる。
    咲き誇れるときを
    知っているかのような
    ダイナミックなシルエット。
    ヤマモでは、今、
    彼女が一番素敵だ、と思う。