• トランク

    古いものを見ながら、
    ふと、考えたこと。

    長く使われたもの。
    愛されたもの。
    それらから出てくる哀愁。
    そのようなものを表現する「味」。
    味覚を表現する「味」。
    どちらも同じ「味」。
    『食べる』ことは、
    生きていくのに
    とても大切なことだから、
    味覚の表現にも
    この言葉を使うのだろう。
    ふと、思う。
    ヤマモのつくる「味」が
    このトランクのように
    長く、愛される「味」でありたい、と。

  • アグロステンマ(麦仙翁)

    ふんわり、
    やんわり、
    ゆれる花。

    茎がしなやかに伸び、
    その先に大きな花を咲かせる。
    春風にそよぎ、大きくゆれる。
    春に胸躍る気分と
    ゆらゆらとゆれる花。
    春を感じる。

  • 煙突

    目指すところ。
    レンガで組まれ、
    高くそびえ立っている煙突。
    遠くにいても、煙突を探せばたどり着ける。
    目指すところがあるというのは、
    どこか落ち着くものだ。
    これからもヤマモの目印であって欲しい。

  • 醤油木箱

    あったかい仕草。
    かつて主流であった醤油木箱。
    内容や本数が多いこともあって、
    時代と共に数が減ってきている。
    大きな家に三世帯で住むような家庭も
    こちらでは珍しくなかった。
    木箱から一升瓶を取り出す。
    その仕草が好きだ。
    ふと、そのむこうに、
    大勢の家族が見えるから。

  • ヤマモトラック

    「身近な存在」であるために。
    今も昔も変わらぬ想いでお届けします。
    昭和50年代から毎日走り続け、
    もう30年以上にもなる。
    おいしさをすぐに届けたい。
    あったかい家庭の一部でありたい。
    ヤマモが身近な存在であるために。