• 囲炉裏

    囲炉裏の番人。
    部屋の一角に、囲炉裏がある。
    食べ物を温めたり、こたつを掛けたり。
    そう言えば、
    祖母によく言われたものだ。
    あんまり囲炉裏をいじると
    灰汁坊主(あくぼうず)が出ると。
    最近、囲炉裏をいじってないな。
    灰汁坊主は元気でいるだろうか?

  • 豆炭

    “ぽかぽか”が好き。
    豆炭が好き。
    独特の匂いとぬくもりが、じわじわ沁みる。
    豆炭のこたつでうっかり寝てしまうと
    汗だくになるくらい、芯からぽかぽかになる。
    だけども一番好きな理由は、
    こたつの焼き芋も、ぽかぽかになるからだ。

  • 祝いと願いが宿る花。
    秋の収穫の祝いと長寿を願い、
    菊見や菊酒にして『重陽の節句』に用いられた。
    鮮やかな黄色は、色付く秋の代名詞であり、
    秋の食卓を賑わす。
    天皇家の紋が菊なのも、
    その高貴な様からなのだろう。

  • 花束

    “とき”を贈る。
    気持ちが動いたから、ものを贈りたくなる。
    喜んで欲しいと想う。
    そんな瞬間の気持ちを届けるときには、
    「花」が一番だと思う。
    そのときに美しくある姿が
    そのときの気持ちを表してくれそうだから。

  • ダリア

    まちの花への想い。
    地元湯沢市の花、ダリア。
    数千にも及ぶ色やカタチの多種多様さが、
    様々な伝統や食、文化に富んだこのまちには
    相応しい花なのだろう。
    このまちの市民として、
    ダリアの持つ華麗さや威厳も保てるまち
    であり続けて欲しいと想う。