• 肉味噌

    ゆっくり、自然にできたコク。
    ゆっくりと、丸三年の
    年月をかけてできた、三年味噌。
    この味噌を使った肉味噌は
    独特のコクと風味が食欲をそそる。
    コクの豊かな肉味噌は、
    あったかごはんも揚げナスも、
    きゅうりもトマトも皆似合う。

    材料
    豚挽き肉(鶏、牛も可)・・・・・・・100g
    三年味噌・・・・・・・・・・・・・150g
    日本酒・・・・・・・・・・・・・・25cc
    本みりん・・・・・・・・・・・・・25cc
    砂糖・・・・・・・・・・・・・・・40g
    塩・胡椒・・・・・・・・・・・・・少々
    作り方
    ①ひき肉を炒め、塩・胡椒でしっかり下味を付ける。
    ②三年味噌を日本酒、本みりんで溶かしながら炒める。
    ③砂糖でお好みの甘さに仕上げる。
    ④焦げ付かないよう弱火でよくかき混ぜながら煮詰めて出来上がり。
    (日本酒を泡盛や芋焼酎に、砂糖をキビ砂糖に変えると九州沖縄料理になります。唐辛子などの香辛料を入れてもおいしいです!)
    前回のイベントで大変好評だったので、こちらのレシピを載せました。「雪解け」と「三年味噌」が早々に売り切れとなり、嬉しいながらも、ご来場のお客様には大変申し訳なく思います。次回からのイベントでは、よりたくさんのご用意をしたいと思います。

  • 紫蘇ジュース

    すっきり、ごくごく。
    どんなに暑い夏でも、
    自然のチカラで乗り切りたい。
    こんな暑い夏は、
    手作り紫蘇ジュースで
    すっきりしたくなる。
    縁側でジョッキはアンバランスでも、
    『ごくごく』いくのが、いい気分~。



    材料
    赤紫蘇の葉・・・・・・300g
    水・・・・・・・・・・1.8L
    酢・・・・・・・・・・500cc
    砂糖・・・・・・・・・800g
    作り方
    ①材料すべてを入れ、沸騰後5分程度、色付くまで煮る。
    ②30分ほど自然冷却し、容器に入れ、冷蔵保存する。
    ③お好みで4~5倍に薄めていただきます。
    (レモンやミントを添えたり、ソーダやスピリッツ類で割ってもおいしいです!すっきり夏の味です。)

  • ミズ(ウワバミソウ)のたたき

    「ねばり=うまい」の公式。
    粘る食材が多い秋田県。
    その中でもシャキシャキの食感も楽しめるのは
    ミズ以外にはないだろう。
    下ごしらえに時間がかかるものの、
    出来上がったときの喜びが大きい。
    粘れば粘るほど、うまい!からだ。



    材料(4人前)
    ミズ・・・・・・・・・・・2束
    にんにく・・・・・・・・・大1片
    秋田味噌(つぶ)・・・・・50g
    作り方
    ①葉、ヒゲ根、皮を取り除く。
    ②熱湯にくぐらせて水にさらし、水気をとる。
    ③すりこぎなどでたたき、粘りを出してからみじん切りにする。にんにくもミズと一緒にみじん切りにする。
    ④味噌をオーブンで軽く焼く。
    ⑤ミズと合わせてできあがり。
    (ミズをたたく具合で粘りを調整できます。香ばしくなるので味噌を一度焼くことをオススメします!)

  • 笹巻き

    かさなる、想い。
    行事食と保存食を兼ね備える、笹巻き。
    端午の節句と田植えの時期につくられる。
    器用に笹を巻く女性たちは、
    我が子と稲の成長を重ね合わせるのだろう。
    丁寧で綺麗な巻き方には
    そんな願いが込められる。

    材料(30個分)
    餅米・・・・・・・・・・カップ5
    笹の葉・・・・・・・・・60枚
    い草・・・・・・・・・・30本
    きなこ・・・・・・・・・適量
    砂糖・・・・・・・・・・適量
    塩・・・・・・・・・・・少々
    作り方
    ①餅米をとぎ、ザルにあげておく。
    ②笹の葉を水洗いし、水気を取る。
    ③笹の葉2枚でカップ状にし、8割程度の餅米を入れる。
    ④煮崩れしないように、い草で縛る。
    ⑤笹ごと2時間くらい、水に浸漬する。
    ⑥15~20分間ゆで、取り出して冷ます。
    ⑦きなこと砂糖でいただきます。
    (シンプルな味付けです。パクパク食べられます!)

  • 焼き筍(たけのこ)

    採りたて、
    焼きたて、
    ほくほく。

    ひょんなことで知り得た、
    贅沢な筍の食べ方をお教えします。
    採りたての筍を、そのまま皮ごと焼いて、
    焼き色が付いてきたら
    縦に裂いて中身を取り出します。
    そのやわらかな先端部分だけを
    お味噌でパクッといただきます。
    やわらかく、ほくほくした筍は
    その香りや食感も贅沢だった。

    (採りたて(掘りたて)でないとエグ味が出ます。要注意!)