• 濾過機

    働き者の燻銀。
    ヤマモで最も頻繁に使われる醸造機械が、この濾過機だ。
    12枚の濾過板を取り付け、じっくりとハンドルで閉めた後、
    いよいよ濾過本番となる。
    何十年も濾過を続けた結果、現在の風合いになったことに、
    僕はひと際、愛着と感謝を覚える。
    燻銀とは、まさしく彼のような働き者が醸し出せるものなのだろう。

    Extraction filter
    Hard worker’s appearance.
    The brewing machine most frequently handled with Yamamo is this
    extraction filter.
    After 12 filtration boards are installed, and it closes with the
    steering wheel, it becomes a real thing of the filtration.
    I feel the attachment and thanks for keeping the filtration for tens of years, and becoming this appearance.
    The appearance like him might be what the hard worker can cause it.

  • NK缶

    仕込蔵の巨人。
    NK缶は原料を洗ったり、浸漬したり、
    煮たり、蒸したりする醸造機械だ。
    様々な醸造機械の中でも、
    まるで巨人のように、
    無骨でどっしりと構える様が印象的だ。
    かつて、この巨人を使いこなせるようになることが、
    自分の目標でもあった。
    今ではこの巨人を従え、より良いものをつくりたいと思う。

    NK Can
    Giant of Shikomi Kura
    The “NK Can” is a brewing machine that washes, soaks, boils, and steams the raw material.
    The “NK Can” is giantlike large in a variety of brewing machines.
    Came to being able to master this giant was my target before.
    I want to make the better one by handling this giant.

  • 工場見学のお礼

    感性のままに。
    三関小学校三年生のみんなから、
    お礼の手紙が届いた。
    それぞれの文章もさることながら、
    思い思いに色付けた枠組みからも
    彼らの自由な感性が受け取れた。
    僕たちは、
    味と匂いの部分でしか
    教えられることはないけれど、
    見ることも、聴くことも、触ることも、
    自分の感性のまま、大人になって欲しいな。

  • 工場見学

    まっすぐ見つめる。
    いつもより早めの雪景色。
    ヤマモに5人の小学生が来た。
    紙にぎっしり質問を携えて、次々に投げかける。
    「えっ!」と驚くような鋭い質問もあり、
    思わず感心してしまった。。。
    純粋でまっすぐ見つめる彼らに、
    正直なモノづくりで応えたいと、改めて思った。


    (三関小学校三年生のみなさん、わざわざ寒い中来てくれてありがとう!)

  • 米糀

    蔵人のこころと
    生成色の花。

    自然のままの色で
    凛と咲く、その姿に、
    蔵人は笑みを浮かべる。
    寝ずの番を続け、
    精魂込めてつくりあげた米糀は
    生成色(きなりいろ)の
    見事な花を咲かせる。
    かけがえのない
    糀菌の花には、
    蔵人のこころが宿る。