仕込蔵の巨人。
NK缶は原料を洗ったり、浸漬したり、
煮たり、蒸したりする醸造機械だ。
様々な醸造機械の中でも、
まるで巨人のように、
無骨でどっしりと構える様が印象的だ。
かつて、この巨人を使いこなせるようになることが、
自分の目標でもあった。
今ではこの巨人を従え、より良いものをつくりたいと思う。
NK Can
Giant of Shikomi Kura
The “NK Can” is a brewing machine that washes, soaks, boils, and steams the raw material.
The “NK Can” is giantlike large in a variety of brewing machines.
Came to being able to master this giant was my target before.
I want to make the better one by handling this giant.
NK缶
| 2008.05.26 Monday| BREWING| 10:45| - | - | - |by THE 7TH GENERATION工場見学のお礼
感性のままに。
三関小学校三年生のみんなから、
お礼の手紙が届いた。
それぞれの文章もさることながら、
思い思いに色付けた枠組みからも
彼らの自由な感性が受け取れた。
僕たちは、
味と匂いの部分でしか
教えられることはないけれど、
見ることも、聴くことも、触ることも、
自分の感性のまま、大人になって欲しいな。
| 2007.12.28 Friday| BREWING| 07:54| - | - | - |by THE 7TH GENERATION工場見学
まっすぐ見つめる。
いつもより早めの雪景色。
ヤマモに5人の小学生が来た。
紙にぎっしり質問を携えて、次々に投げかける。
「えっ!」と驚くような鋭い質問もあり、
思わず感心してしまった。。。
純粋でまっすぐ見つめる彼らに、
正直なモノづくりで応えたいと、改めて思った。
(三関小学校三年生のみなさん、わざわざ寒い中来てくれてありがとう!)| 2007.11.23 Friday| BREWING| 08:25| - | - | - |by THE 7TH GENERATION米糀
蔵人のこころと
生成色の花。
自然のままの色で
凛と咲く、その姿に、
蔵人は笑みを浮かべる。
寝ずの番を続け、
精魂込めてつくりあげた米糀は
生成色(きなりいろ)の
見事な花を咲かせる。
かけがえのない
糀菌の花には、
蔵人のこころが宿る。
| 2007.05.30 Wednesday| BREWING| 22:25| - | - | - |by THE 7TH GENERATION甘酒
時間をかけるもの
のはかり方。
味噌の仕込みに追われる今、
糀の良し悪しを、
甘酒の出来で判断します。
長い発酵期間にできる、
香りと甘味をみるから
その作り方にも時間がかかる。
58度で7時間。
水と糀だけでつくります。
これでできた甘酒は
すこぶる甘く、後味がすっきり。
今年もヤマモの味になった。
材料(2人分)
糀・・・・・・・・・・300g
水・・・・・・・・・・600g
作り方
①糀と水を炊飯ジャーに入れ、58度を保ちます。(70度以上にならないように保温します。)温度計で時々品温をみながら、この状態で7時間かけます。
②最後に鍋で一度沸騰させ、殺菌してできあがり。
(糀のつくる酵素だけでつくられる自然の甘味です。砂糖なしでどれほどあまくなるのか試してみてください!これが、米味噌が甘くなる「からくり」です。)| 2007.05.17 Thursday| BREWING| 08:39| - | - | - |by THE 7TH GENERATION