納豆が見当たらない、納豆汁。
この地の納豆汁は、
納豆を大胆に擂り潰して入れる。
それもペースト状になるまで丹念に擂る。
だから大豆の姿は見当たらない。
でも飲めば分かる。
擂り潰したおかげで、
より納豆の香りが高まった。
さらに春先に塩漬けしたワラビを、
冬の納豆汁に入れて食すと、また絶品。
材料(4~5人前)
納豆・・・・・・・・1パック
秋田味噌(つぶ)・・150g
だし汁・・・・・・・5カップ
豆腐・・・・・・・・1/2丁
油揚げ・・・・・・・2枚
里芋・・・・・・・・50g
わらび、きのこ・・・適量
せり・・・・・・・・適量
作り方
①粒納豆をすり鉢で丁寧にすり潰す。
②油揚げは湯抜きし、せりを千切り、他の材料は1cm角に切る。
③鍋にだし汁を入れ里芋を煮る。
④里芋が少し柔らかくなったらきのこを入れて一煮立ちさせ、油揚げ、わらび、豆腐を入れる。ふつふつしてきたら味噌を加える。
⑤鍋から煮汁を少量すり鉢に入れ納豆をのばしてから鍋に入れる。
⑥最後にせりを散らしてできあがり。
(大根、なめこ、ゼンマイなどお好みの具を入れてもおいしいです。納豆を入れた後は沸騰させないように!)
納豆汁
| 2007.03.03 Saturday| FOOD| 08:09| - | - | - |by THE 7TH GENERATIONにんじんの三五八漬け(さごはちづけ)
とっておく。
冬に備えて
食べ物をとっておく。
だんだん味わい深くなり、
その愛情も深くなる。
作り方(三五八漬け)
①塩「三」、糀「五」、蒸米「八」の割合で混ぜ合わせて三五八床を作る。
②お好みの野菜を漬け込む。
③漬け上がった野菜は、軽く水洗いして食べやすい大きさに切る。
(肉や魚でも漬け込みできます。旨味が大幅にアップします!)| 2007.02.19 Monday| FOOD| 08:07| - | - | - |by THE 7TH GENERATION白かぼちゃの煮物
かがやくかぼちゃ。
やさしい味には、やさしい色がある。
無理せず、自分自身の味と色を生かせば、
出来上がったものは輝きはじめる。
一つ一つ大切に育てられた「白いかぼちゃ」だから
彼らの持ち味を、いっそう生かしてあげたいもの。
そんな想いでつくっていたら、
やっぱり彼らは輝き出した。
材料
かぼちゃ・・・・・・600g
白露しょうゆ・・・・大さじ1
塩・・・・・・・・・小さじ1
砂糖・・・・・・・・大さじ3
作り方
①かぼちゃの種とわたを取り、食べやすい大きさに切り、鍋に入れて水をひたひたになるまで入れる。
②調味料をすべて入れて落し蓋をし、中火でにかける。沸騰したら弱火にし、汁(水分)がなくなるまで煮る。| 2007.02.01 Thursday| FOOD| 09:32| - | - | - |by THE 7TH GENERATIONはたはた
とろける、さかな。
秋田のみんじゃになくてはならない魚。
「身」も「ぶりっこ」もとろける魚。
はたはたなくして秋田は語れない。
それほど県民に愛される魚。
毎日食べてたら、いつのまにか、
ほっぺもキモチもとろけてた。
食べ方
シンプルに焼いて醤油で食べるもよし。味噌漬けで食べるもよし。三五八漬け(麹漬け)で食べるもよし。酢味噌で食べるもよし、煮てもよし…。
秋田のキングオブフィッシュ!!| 2007.01.21 Sunday| FOOD| 11:45| - | - | - |by THE 7TH GENERATION肉じゃが
「お家でご飯」は何故うまいのか?
お店で食べる肉じゃがより、
お家で食べる肉じゃがが美味しいのは、なんでだろう。
それは料理を、
「誰が作るか」じゃなくて、
「誰に作るか」が大切だから。
愛する家族のために作る肉じゃがは、最強無敵。
よって、「ウチの肉じゃがが日本一」、なのだ。
材料(1人分)
じゃがいも・・・・・・・30g
豚肉・・・・・・・・・・20g
たまねぎ・・・・・・・・20g
にんじん・・・・・・・・8g
糸こんにゃく・・・・・・15g
いんげん・・・・・・・・ 8g
あま塩しょうゆ・・・・・15g
さとう・・・・・・・・・ 2g
料理酒・・・・・・・・・ 2g
サラダ油(炒め用)・・・少々
作り方
①じゃがいもは皮をむいて丸ごと水にさらしてレンジアップする。
②鍋に油を熱し、たまねぎと豚肉を炒める。じゃがいもを加えて油がなじんだら、醤油と残りの調味料を加えて蓋をし、強火で沸騰したらあくをとり、中火で汁がほとんどなくなるまで煮る。
③仕上げに少量の醤油で香りづけをする。| 2007.01.10 Wednesday| FOOD| 10:18| - | - | - |by THE 7TH GENERATION