• ピオーネ

    育まれたもの。
    エコファーマーの黒猫クロゴ*さんから、
    ピオーネ収穫の連絡をいただいた。
    収穫後すぐに食べて欲しいということで、わざわざ届けてもらった。
    実が大きく、しっかりした味の葡萄は当然として、
    丁寧な包装と個人個人へのメッセージカード、収穫日のお知らせ、
    日々の農作業を綴った新聞、などなど、
    それは消費者への細かい配慮のされた、すばらしいものだった。
    農作物の入ったダンボールを開けて、
    幸せな気分になったことは、正直それほどなかった。
    作り手の愛情が詰まったものは、
    このようにして育まれ、伝わっていくのだと実感した。

    Piorne
    The one brought up by zeal.
    I got it was possible to catch Piorne from eco farmer’s Mr. black cat Crogo.
    It purposely delivered it by wanting you to eat at once after it had harvested.
    This grape tastes large, thick.
    There was a newspaper that spelt information at the note card and the harvesting date to a polite wrapping and an ndividual and labour for farmings.
    As for these, detailed consideration to the consumer was done.
    There was too no what had become happy feelings when the cardboard that farm products entered was opened.
    The one that creator’s zeal was blocked was actually felt the upbringing thus, and transmitting to the consumer.

  • 白玉団子

    あったかさの象徴。
    重宝するお供え物に白玉団子があるだろう。
    団子には“家族団らん”の意味も込められているそうだ。
    そういえば子供の頃、
    母親が白玉団子をつくっている姿を見て、
    食欲をそそられるのと同時に家族の安心感を
    どこかに感じていたのを思い出す。
    小さなまん丸の団子には、
    そんなあったかさがあるような気がする。

    材料(4人分)
    白玉粉・・・・・・・・・・150g
    水・・・・・・・・・・・・2/3カップ
    きな粉・・・・・・・・・・大さじ1
    すりごま・・・・・・・・・大さじ1
    砂糖・・・・・・・・・・・小さじ1
    作り方
    ①白玉粉に水を少しずつ加えながら手でこねたあと、食べやすい大きさに丸める。
    ②丸めた生地の真ん中を指先で押えて平たくしながら熱湯に入れ、浮き上がってからさらに1~2分ゆでたあと、冷水にとり水気をきる。
    ③きな粉とごまと砂糖を混ぜ合わせ、まぶして出来上がり。
    “SHIRATAMA” dumpling
    Symbol of love.
    There might be a dumpling in a typical offering thing.
    I hear that the meaning of “Family hearth” will be put in the dumpling.
    I felt family’s sense of security somewhere because it saw mother making the dumpling.
    I think such love to be put in a small dumpling.

  • 若胡瓜の一本漬け

    「とりあえず」の、つけもの。
    年中漬物を食べる暮らし。
    夏で食欲がわかないときも、
    冬で炬燵に入りながらも、食べる、食べる。
    中でもこの胡瓜漬けは、相当な優等生。
    若い胡瓜のおやつのような食感や、
    つんとくる辛さのせいもあり、
    箸が止まらなくなってしまう。
    とりあえずのお客にも、確実に喜ばれるツワモノ。
    台所の女性たちが、漬物に腕を振るう気持ちが
    少し分かった気がした。

    材料
    若い胡瓜・・・・・・・・・・・・・1kg
    砂糖・・・・・・・・・・・・・・・70g
    塩・・・・・・・・・・・・・・・・20~25g
    粉からし・・・・・・・・・・・・・20~25g
    作り方
    ①小さい実のときに摘んだきゅうりを洗って袋に入れる。
    ②砂糖、塩、粉からしを粉末で混ぜ合わせたものを入れてもむ。
    ③一日に一度ひっくりかえし、二日冷蔵庫で寝かせる。
    ④洗ってから食べやすい大きさに切って出来上がり。
    (冷蔵庫に入れて、一週間ぐらいもちます。)
    Pickles of young cucumber
    Pickles with good convenience
    The living that eats pickles is done all the year round.
    It eats it while warming the body because of winter when the appetite doesn’t boil because of summer.
    The convenience of this cucumber pickle is especially good.
    It is because of the texture and painful of a young cucumber, and is possible to eat a lot.
    This is pleased with any guest.
    Women in the kitchen worry about the taste of pickles.
    I thought that the feelings were understood a little.

  • 梅の砂糖煮

    甘酸っぱさと、懐かしさと。
    記憶に強く残る味がある。
    過去の出来事を“甘酸っぱい”
    と表現することも、その一例だと思う。
    この梅の砂糖煮は
    実家のおばあちゃんを思い出さずにいられない。
    縁側、風鈴、蝉の声、
    懐かしい夏の日が蘇る。



    材料
    青梅・・・・・・・・・・・・・・1kg
    グラニュー糖・・・・・・・・・・800g
    作り方
    ①水洗いをしてヘタをとり、針や竹串で20箇所ぐらい突く。
    ②この梅をとろ火で10分ほど煮、流水でゆっくり冷ます。
    ③水を張った容器に入れて5,6時間置いておく。その際、水は3,4回交換する。
    ④鍋でグラニュー糖200gを1カップの水に煮溶かし、梅を敷き詰め残りのグラニュー糖を振り掛け一晩置く。
    ⑤とろ火にかけて10分煮たら容器に移して冷蔵庫へ入れる。さらに煮詰めたシロップを加えて出来上がり。
    Syrup pickle of the plum
    With acidity, sweetness, and nostalgia.
    The taste might strongly remain in the memory.
    It is the one example to express bygones in Japanese, “With acidity and sweetness”.
    When I eat this syrup pickle of the plum, I recall my grandma in the parents’ family.
    A nostalgic day of summer is recalled.

  • さくらんぼ

    赤のインパクト。
    地元三関のさくらんぼは、日本有数のもので
    寒暖の差が引き出す甘味が特徴だ。
    濃厚な甘味もさることながら、
    強烈に目に飛び込む赤色が心をひきつける。
    それは、旬という最も輝かしいときに
    放てる色味なのだろう。

    Cherry
    Strong red
    As for the cherry of MITUSEKI of local, the sweetness that the difference of the temperature draws out is delicious.
    Strong red attracts me and it applies it though I am made to be pleased with thick sweetness.
    The color might be red that can be put out only when in season.