• 柿もぎ

    収穫での、ひとコマ。
    みんなで3本の柿の木から、
    柿をもぐ。(もぐ=とる)
    今年、最後の収穫。
    「落どすよー。」
    「はーい。」
    一人が木に登り、ざくざくと枝ごと切る。
    もう一人が木の下で柿を受け取る。
    誰もが思い描く、
    童謡や昔話にあるような採り方だ。
    失敗して地面に落とすのもご愛嬌。
    そんなやりとりが、楽しいのだ。

  • 豆炭

    “ぽかぽか”が好き。
    豆炭が好き。
    独特の匂いとぬくもりが、じわじわ沁みる。
    豆炭のこたつでうっかり寝てしまうと
    汗だくになるくらい、芯からぽかぽかになる。
    だけども一番好きな理由は、
    こたつの焼き芋も、ぽかぽかになるからだ。

  • 栗の渋皮煮

    “ころころ”のわけ。
    ごつん、ごつんと屋根から音がする。
    一年かけて実った栗が、
    しびれを切らして落ちてくる。
    虫に食べられていないか注意して、
    長靴でとげとげの“いが”を
    踏みつけながら栗を取る。
    そうして採れた栗だから、
    渋皮まで傷つけてしまわぬよう、
    丁寧に煮る。
    手間隙かけてつくるから
    見た目“ころころ”のしっかりものになる。


    材料
    栗・・・・・・・・・・・・・1kg
    砂糖・・・・・・・・・・・・450g
    白ワイン・・・・・・・・・・100cc
    重曹・・・・・・・・・・・・少々
    作り方
    ①渋皮に傷をつけないように栗をむく。
    ②鍋に栗を入れ、ひたひたの水と重曹小さじ1/2を入れて煮る。
    ③煮汁が黒くなったら捨て、さらに水を足し、重曹を小さじ1/2弱入れて煮る。重曹の量を減らしながら、煮汁に色が付かなくなるまでこれを繰り返す。
    ④煮汁に色が付かなくなったら砂糖、ワインを入れ弱火で長時間煮て、出来上がり。
    (ワインの代わりにブランデーやラム酒など他のお酒で雰囲気が変わります。バニラアイスとラム酒でいただくのがオススメです!)

  • 紅葉

    ちいさい秋。
    つんとした空気と共に
    徐々に色付く赤色黄色。
    その鮮やかさにつられて、
    小さな秋を見つける。

  • 祝いと願いが宿る花。
    秋の収穫の祝いと長寿を願い、
    菊見や菊酒にして『重陽の節句』に用いられた。
    鮮やかな黄色は、色付く秋の代名詞であり、
    秋の食卓を賑わす。
    天皇家の紋が菊なのも、
    その高貴な様からなのだろう。