• 深緑の季節

    アオとミドリのコントラスト。
    瑠璃色の空と深緑の木々。
    山々に囲まれる生活では
    この対比がとても気持ちいい。
    広大なアオとミドリに癒される。

  • 綿帽子(わたぼうし)

    サヨナラ、春の時。
    あれほど待ち望んでいた春も
    やがては終わりを迎える。
    タンポポがわたげになり
    ふわふわと宙を舞う頃、
    雪国に暮らす私たちもそれを知る。
    長い冬から、あたたかさを
    呼び起こしてくれたことに
    感謝をしつつ。

  • ふじまつり

    咲き誇る、ふじの天井。
    見上げると、
    空いっぱいを覆い尽くす、ふじ。
    一瞬で異世界へと引き込まれる。
    季節の花々が織り成す空間は、
    いつでも私たちを魅了する。


  • うつむく、さくら。
    朝焼けに淡く色付く、さくら。
    たくさんの光を浴び、
    萌えるように咲く、さくら。
    夕暮れにうつむく、さくら。
    静寂の夜にたたずむ、さくら。
    そのときどきで表情を変える。
    どのさくらにも趣がある。
    でも、とりわけ僕は夕暮れ時が好きだ。
    うつむいた表情にも美しさを感じる。
    日本の心を感じる。

  • はなびらの色付きと共に。
    梅の花が咲き、
    はなびらが色付いてくる。
    それにつられて、
    青く澄んだ、
    空も色付いてくる。
    様々な色に囲まれた生活が始まる。