初夏の思い出。 蝉の声が聞こえるようになると、 虫カゴ片手に家を飛び出した。 夕方、カゴいっぱいに抜け殻を集めては、 勲章のように自慢をする。 今でこそ、集めたりはしないが、 ふと目にすると、ほっとする。 今年もいたんだな、と。